FP2級取得に限らずですが、資格取得を目指す上で、ぜひ意識していただきたいのは、復習が何よりも重要だということです。
ごくごく当たり前のことを言いましたが、復習をしっかりやるか、やらないかは、あなたの合格可能性を大きく左右します。マジで重要なんです!
私が復習の重要性に気づいたきっかけとなる、中学生の頃のエピソードを一つ紹介したいと思います。
私が中学生の頃の話
私が中学生の頃、英語の授業では毎日英単語のテストがありました。英単語帳から1日1pずつ10単語くらい出題されるテストで、次の日はその次のページと毎日1ページずつ進んでいくテストでした。私は割とまめなほうなので、毎日のテストでは毎回満点を取っていました。
2か月ほど過ぎ、中間試験の時期になり、英語の試験範囲が発表されました。今まで毎日やってきた英単語テストで出題された英単語が出題範囲だったので、勉強を始めました。
私は勉強を始めてみて愕然としました。今まで毎日の英単語テストでは満点を取っていたのに、前半のページでやったはずの英単語はほとんど覚えていませんでした。毎日1ページ進めることで覚えてきたつもりになっていましたが、毎日の英単語テストを受けたらそれで終わりで、頭に定着することなく、次のページに進んでしまったわけです。
「私はなんて記憶力が悪いのだ」とその当時は思っていました。でもそうではないのです。勉強方法が間違っていただけです。逆に言えば、間違った勉強方法はこれまでかけたはずの勉強時間に対してそれほど頭に残らないので、非常にコスパが悪いです。
覚えたいことを見ただけで記憶できる人など、特殊能力を持ってる場合でない限りあり得ません。覚えたいことは適切な回数とタイミングで復習しなければ、時間が経ってしまえば絶対に忘れてしまいます。
具体的な学習方法
FP2級も同様に、参考書/テキストの最初から終わりまでを「毎日10ページずつ勉強して、1か月で1冊終わらせる」と目標を立てても、終わりの方まで進んだ時に最初にやったはずのページを見ると、絶対に覚えていないはずです。
(参考書やテキストの全体像を把握するためにざっと最初から最後まで読むのは、やり方としてはアリですが、時間をかけすぎないように注意しましょう。)
復習のない勉強は、ただ時間を浪費するだけなので、ぜひ復習を心掛けた勉強をするように心がけてください。
私が実践していた具体的な学習方法について紹介します。
1,まずその日に解く問題の参考書部分を読んで理解してから、問題を解く。
2,次の日に復習する
3,3~5日後に復習する
4,2週間後に復習する
5,1か月後に復習する
(1~5を通して、正解した問題は〇間違えた問題は✕をつける)
ポイントは間違えた問題を繰り返しかつ、短期間のうちに復習するということです。間違えた問題をそのまま復習もせずに放置して、1か月後同じ問題を見た時に解ける可能性は0に近いです。それでは初めの1回目で問題を解いていた時間も無駄になってしまいます。
なので最初の1回目を無駄にすることなく頭に残るまで復習します。人間は繰り返し復習しないと頭には決して残らないので、最低でも日を空けて4回は復習しましょう。1回目は所見の問題も数多くあり復習するのに時間はかかりますが、3,4回目と復習していくうちにかける時間は少なくて済みます。
まとめ
いかがだったでしょうか?ポイントは以下の通りです。
- 復習は重要。1回やっただけでは頭に定着しない。
- 具体的な方法として、間違えた問題を繰り返しかつ、短期間のうちに復習する
参考になると思ったことは、どんどんマネして自分の勉強に取り入れて見てください!
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