書評「ゼロ秒思考」

書評

今回は「 ゼロ秒思考」についての書評です。

この本をお勧めしたい人

  • 思考力を伸ばしたい人
  • 考えてもいいアイディアが浮かばない人

本の概要

皆さんは、仕事で何か新しい企画を考えるときや、仕事上の課題/トラブルに対する解決法を考えるとき、すぐにアイディアは浮かんでくるでしょうか?

ひたすら頭の中で悩み続けていても、なかなかいいアイディアは生まれることはないと思います。

原因は、無意識のうちに頭の中で似たような考えを堂々巡りしているからです。似たような考えが浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返し時間ばかりが過ぎてしまいます。

そんなときに有効なのが、今回の本「ゼロ秒思考」で紹介されている”メモ書き”です。メモに自分の思考を書き留めることで、思考を明確化することができ、新規企画やトラブル解決手段などが生まれやすくなります。

今回は本書のポイントを2つを紹介したいと思います。

思考は言葉によってなされる

自分の頭の中だけで考えていると、もやもやして明確な思考にはなりません。大切なのは浮かんだことを言葉に書くことが重要です。

ネットでいいアイディアはないかと調べてみても、1,2時間平気で経ってしまいます。良さそうな記事が見つかったとしても別の問題があったりして、またネットサーフィンを続け、、そんな経験1,2度はあるのではないでしょうか。

書き留めたものが目の前にあると、似たような考えを堂々巡りすることもなく、考えが前に進むようになります。

ゼロ秒思考を高めるメモ書きをする

本書で紹介されているメモ書きは以下の通りです。

A4用紙を横書きにし、一件1ページで、1ページに4から6行、各行20から34.1ページを1分以内、毎日10ページ書く。

メモを書くと頭の整理ができるようになるので、今何が大切で、何が大切でないか、今何をすべきか、しなくても良いのか、常に明確にわかっている状態になれます。

またこのメモ書きを数ヶ月続けると、瞬間的に全体像が見えるようになり、課題が整理でき答えが見えてきます。

◯ 20から30字書く理由

各行は、短すぎると具体性が不足し、頭の中のもやもやを言語化する練習にならないので、20から30字で書くのがおすすめです。

◯本文を4から6行書く理由

ダラダラと書き続けると、大事なことも大事でないことも書き連ねてしまいます。なのでたくさん書きたくても最大で6行までがポイントです。

◯1ページ1分としている理由

急がないとあっという間に3分でも5分でも経ってしまいます。しかしたくさん時間をかけても、時間に比例していいものができるとは限りませんし、逆に言うと時間をかけなければアウトプットが出来なくなってしまいます。最初のうちは、時計の秒針を見ながら1分で必ず書くことを心がけましょう。

おわりに

今回は「ゼロ秒思考」を紹介しました。

頭でアレコレ悩むよりも、感じていること、思っていることをとにかく紙に書いてみることで前に進むのだと感じました。ゼロ秒思考法で紹介されたメモ書きを実践して、思考力を高めていきましょう。

気になった方は、是非お手に取って読んでみんて下さい。

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