今回は「非常識な成功法則」を紹介します。
この本をお勧めしたい人
- 成功者と凡人のマインドは何が違うのか知りたい人
- 成功するための心がけを学びたい人
著者紹介
著者は経営コンサルタント、作家の神田昌典氏。
神田昌典
Amazon.co.jp : 非常識な成功法則
株式会社ALMACREATIONS代表取締役。上智大学外国語学部卒。外務省経済局に勤務後、ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。その後、米国家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。「顧客獲得実践会(後にダントツ企業実践会)」を主宰し、多数の成功企業やベストセラー作家を育成・輩出。ビジネス書、小説、翻訳書の執筆に加え、ミュージカル、テレビ番組企画など、多岐にわたる創作活動を行い、マーケティングや加速学習を通じたリーダー育成を行う
概要
本書は成功のために必要な8つの習慣について解説しています。
- 第1の習慣 やりたくないことをみつける
- 第2の習慣 自分にかける催眠術
- 第3の習慣 自分に都合のいい肩書を持つ
- 第4の習慣 非常識的情報獲得術
- 第5の習慣 殿様バッタのセールス
- 第6の習慣 お金を溺愛する
- 第7の習慣 決断は、思い切らない
- 第8の習慣 成功のダークサイドを知る
今回は私が読んだ中で特に印象に残った2つを紹介します。
1,やりたくないことをみつける
やりたいことを見出すためには、やりたくないことを見つけることが重要です。
・・・やりたくないことを見つけるとはどういうことでしょう?
例えば、「年収をUPさせて、もっと裕福に暮らしたい」という目標があったとします。
そのために仕事に一生懸命に打ち込みますが、毎日残業で帰るのが遅く、休日出勤が多いと家族との時間は次第に減っていきます。
仮に年収UPしたとしても、家族がバラバラになってしまったら、こんなはずじゃなかったのに!って思っても、後の祭りです。
なのでこの場合、本来掲げるべき目標は「家族を大切にしながら、年収をUPさせたい」となります。
そうなると取るべき行動も変わってきます。「長時間残業や休日出勤が少ない会社に転職する」「スキルアップして年収UPできる仕事にキャリアチェンジする」など。
やりたくないことを事前に見出しておけば、自分の目標に対して適切な行動がとれるようになるのです。
2,目標は紙に書くと実現する
成功するか、しないかというのは、自分の夢・願望・目標を紙に書くか書かないか、それだけの違いでしたないんだな。ところがそんなことはあり得ない、と思っているから、だれもやらないだけ
Amazon.co.jp : 非常識な成功法則 p,48
自分の目標を見える形で紙に書くことはそれだけ効果があります。
自分の生活の中で、目につくところに目標があると、やる気の出ない時や調子が悪い時でも、目標に向かって行動を起こす源になります。
私が高3の時、私のクラスの担任は「勉強しろ!」と口酸っぱく言う熱血系の教師でした。その担任が受験直前の秋ごろに、急に黒板の上に大きな張り紙をしていて「5分間のプチ努力、チリツモ、チリツモ、やれるだけ!」と書かれていました。
“生徒のやる気を掻き立てたいんだろうなぁ”と内心冷めた目で見ていましたが、休み時間に黒板の上の張り紙が目に入る度に、「あ、勉強しないとな・・・」という気持ちに自然となりましたね。このように目標が目に入る場所にあると、自然と行動も変化してくるのだと思いました。
まとめ
本を読み終えて、実際に本に書かれていることを、目標を紙に書いてみました。
私が書いた目標は「1週間で本を最低1冊読書し、2021年12月まで続ける」です。
目標を書くことで、自分の目指す目標を改めて認識でき、やる気に満ちあふれていく感じがしました。
今後も、書いた目標を毎日見返すようにして、成功に向かって歩んでいきたいと思います。
他にも本書には成功するための様々な手法を解説していますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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