今回は「すごい効率化」を紹介します。
この本では、仕事を効率化するためのノウハウや手法がかなり具体的に記載されているので、誰でも真似しやすい内容になっています。
仕事で壁にぶち当たり、なかなか結果が出ずに悩むことは、多くの人が経験していると思います。私も社会人4年目ですが、仕事を頑張っているのに芽が出ず、心が折れそうな時もありました。
しかし、著者曰く仕事で結果が出ないのは「やり方が間違っている」か「やっていない」のどちらかです。
この本で正しいやり方を身に着けて、もっと効率よく、いい結果を出せるように目指しましょう。
この本をお勧めしたい人
- 効率よく成果を出したい方
- 具体的な効率化手法について学びたい方
著者紹介
著者は、公認会計士で起業家の金川顕教氏
金川顕教
株式会社Social River代表取締役。三重県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。大学在学中、公認会計士試験に合格し、世界一の規模を誇る会計事務所デロイトトウシュトーマツグループである有限責任監査法人トーマツに就職。外資系企業にて圧倒的な成果を出しつつ、自らの起業準備をするため、あらゆる仕事の効率化を追求。起業後もその効率化メソッドを使い、事務所なし、従業員なしで年間億単位の売上を創出する一方、最小の時間と労力で最大限の成果を出すための効率化について、独自の研究を重ね体系化している
すごい効率化 | 金川 顕教 |本 | 通販 | Amazon
今回は私が特に参考になった3つの学びを紹介します。
「PDCA」ではなく「CAPD」でまず検証する
普通にPDCAで計画を立てることから始めるのは非常に危険だというのが私の見解です。理由はまだやったことがないことはそもそも有効な計画が立てられないからです。
チェック・検証から始まるCAPDサイクルを回すこと。これこそが本当に効率的な手法なのです。
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仕事でPDCAを回すような業務をした経験がある方はわかるかと思いますが、たいていは、最初に意気込んでP(計画)をしっかり作りこみます。
D(実行)ができたとしても、C(評価)A(改善)までたどり着けないことが多いです。
(少なくとも私はそうでした。。)
ではCから入るというのは、どういうことでしょう?
資料作成業務で例えると、過去に自分や先輩が似たような資料を作っていれば、それを参考にいい点や悪い点を評価し、改善します。
そうすることで、一から資料を作るよりも、全体にかかる時間は少なくて済みます。
50%で見切り発車する
たいていの人は最初に学んでから行動しがちですが、実は行動してから学ぶという順番の方が、圧倒的に成果が出るものです。
動きながらもどんどん考え、軌道修正して、50%で始めても結果として100%に近づける、これが理想です。
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仕事のスタイルとして、新しいスキルが必要な仕事を取り組むとき、皆さんはスキルを100%身に着けてから取り組むでしょうか?
とりあえずやってみながら身に着けていくでしょうか?
自分は後者でしたが、欠点として何をやるにしても時間がかかってしまいます。
周囲の優秀な先輩も新しいアプリケーションなどを使う際には、とにかく使って、やりながら使い方をを取得していくそうです。
ちゃんと勉強してから取り組むのも確実なやり方ですが、効率化を図る視点で見ると、やりながら身に着けていく方が無駄なく最短で習得できます。
「無意識の時間」を減らす
仕事の進捗やスケジュールなど時間全般の管理ができていない人たちを見ていると、どうも「無意識の時間」が多いように感じます。
「今自分がしていることが何のための時間なのか」ということを常に意識していると結果的に無駄な時間が無くなっているはず。
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仕事の中で無駄な時間はないかと、問われた時に自信を持って、「自分の仕事には一瞬の無駄もない!」と答えられる人はなかなか少ないと思います。
以前の私の仕事の進め方はひどいものでした。あるタスクに疲れたら、切り替えて事務作業の仕事をして気分転換していました。
事務作業しているときは何も考えなくて済むので、時にはそのまま1時間ほど作業してしまいます。
しかし、必ずしも自分でなくてはできない仕事ではありません。
後輩に任せる、庶務に任せるなどはできるわけです。
気分転換は必要ですが、仕事に使える時間は有限なので自分の成果を上げることに直結する仕事を最優先して漫然と過ごす時間を意識的に減らしていきましょう。
まとめ
本書では他にも実践的で使えるノウハウがたくさん詰まっています。
是非手に取って読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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