私はFP3級を2021年3月の試験で、FP2級を2021年5月の試験で合格をしました。いずれも参考書と問題集を1冊ずつを使用して独学で合格しました。
そこで今回は、これからFP2級の取得を独学で目指している方に向けて、”FP2級を独学で合格する方法”について書いていきます。FP3級ですと合格率が70％台と比較的高めですが、FP2級になると合格率は40%とぐんと難易度が上がります。なので3級は簡単に取れたけど、2級になかなか受からないという方もいます。
私が思う、FP2級合格に必要な3要素について紹介したいと思います。この3要素をしっかりと抑えて学習をしていくと最短距離で確実に合格できます。
- 勉強時間
- 勉強方法
- モチベーション
ありふれた内容かと思われるかもしれませんが、非常に意味のある内容ですし、この3つの内1つ2つ欠けていると合格は遠のいてしまいますので、最後まで見ていただければ嬉しいです。
勉強方法 ～復習が大事！～
勉強方法で意識したいのは復習の回数と復習のタイミングです。学んだことや間違えた問題を頭に定着させるためには復習が欠かせませんが、復習に効果的な回数とタイミングがあります。
実際に私が実践していた勉強法を紹介します。
１,まずその日に解く問題の参考書部分を読んで理解してから、問題を解く。
2,次の日に復習する
3,3~5日後に復習する
4,2週間後に復習する
5,1か月後に復習する
（1~5を通して、正解した問題は〇間違えた問題は✕をつける）
ポイントは間違えた問題を繰り返しかつ、短期間のうちに復習するということです。間違えた問題をそのまま復習もせずに放置して、1か月後同じ問題を見た時に解ける可能性は0に近いです。それでは初めの1回目で問題を解いていた時間も無駄になってしまいます。
なので最初の1回目を無駄にすることなく頭に残るまで復習します。人間は繰り返し復習しないと頭には決して残らないので、最低でも日を空けて4回は復習しましょう。1回目は所見の問題も数多くあり復習するのに時間はかかりますが、3,4回目と復習していくうちにかける時間は少なくて済みます。
勉強時間 ～150時間は確保！～
一般的にFP2級合格に必要と言われている勉強時間はおよそ150~300時間と多くのサイトで書かれていますが、”150~300時間ってずいぶん幅があるな”と思います。
各個人で勉強の仕方が異なるので、効率よく学習できている人、間違った勉強法をしている人はいますので、時間に幅は出てきます。私の場合は先ほどの復習の回数とタイミングを意識した勉強方法を実践してきましたた。その結果言えるのは、FP2級は150時間で合格することができます。
平日1.5時間 休日3~4時間 を約2.5か月間
（1.5時間×平日22日）＋(3時間×休日9日)=60時間/月
（60時間/月）×（2.5か月）＝150時間
FP取得を目指す多くの方々は、社会人で平日は朝から晩まで働いていると思います。そんな中でも最低限1時間は学習する時間を確保するようにしてください。寝る前に1時間まとめてとるのもいいですが、おすすめは時間を区切ることです。
私は前の日の夜に、あらかじめスマホのカメラで翌日に勉強する参考書のページをバシャバシャと撮影しておき、会社まで通勤時間15分と帰宅時間15分で見るようにしていました。15分という細かな時間でも往復30分勉強すれば、1日の学習目標時間の1時間を半分やったことになります。
“私は車通勤だから無理だよ！”という方もいるとは思いますがどんな人にも、ちょっとしたスキマ時間は必ずあるはずなので、スキマ時間の勉強を積み上げて、1日の勉強時間をクリアしていきましょう。
モチベーション ～あなたの目標を紙に書く～
モチベーションは大事です。「今日はなんだか勉強する気分じゃないな・・・」「今日はやる気がないから明日から頑張ればいいや！」なんて考えに至った時、気持ちを勉強に向けてくれるのが”モチベーション”の力です。
あなたはなぜFP取得を目指しているでしょうか？「お金と上手に付き合えるようになりたい」「FP取得をして会社で手当てをもらいたい/出世したい」「FP資格を利用して副業を始めたい」など色々な”目標”があると思います。モチベーションを高めるカギはその”目標”にあります。
そのあなたの目標をぜひ紙に書いてみましょう。
それだけ？！って思うかもしれませんが、大事なのは紙に書いた後です。その書いた紙を見える場所の壁に貼って、朝起きた時、寝る前に毎日眺めてください。
毎日眺めることによって、目標に向かって頑張るマインドが自然と強化されていきます。いままでは重い腰を上げて勉強に向かっていたとしても、モチベーションの力によって勉強を習慣づけることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか？ポイントは以下の通りです。
- 学習方法⇒復習の回数とタイミングを意識する
- 勉強時間⇒平日1時間休日3時間を2.5か月
- モチベーション⇒目標を紙に書いて朝晩眺める
参考になると思ったことは、どんどんマネして自分の勉強に取り入れて見てください。
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